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"U"LYSSES-Eu編-

オリジナルストーリー『"U"LYSSES』前編の作品紹介。
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2014/01/02
00:54
高梨レン



英語表記 Ren Takanashi ←Ren Akashiya
漢字表記 高梨 蓮 ← 明石谷 蓮

生年月日 2035年07月04日/蟹座

■出演作品■
EUCHRONICLE/サハラ黙示録
EUPHOLIA/伝導書翰

 『EUCHIRONICLE/サハラ黙示』録編の主人公。

 新元素「アマネウム」の開発・発見者。また、この新元素を応用した技術開発の主任でもある。30代にしてノーベル化学賞、晩年には物理学賞を受賞する。デイモン・リンゼイ・バーン=ブレイクとはケンブリッジ大学時代の寮のルームメイトであり、よき理解者、親友である。砂原マサトシの唯一頭の上がらない師匠・恩人でもあり、何かと問題を起こしがちな彼の面倒をよく見ている。

 専門は電磁気象物理学(主として宇宙空間/超高層大気物理学)、惑星大気化学。
 


 大正富士大噴火の被害者の一人。父の名は明石谷イヌヒコで将来を嘱望された有能な地質学者であり、高梨ミツコの実兄に当たる。13歳で家族を一度に失い、叔母夫婦に引き取られ、特別養子縁組として実質上の実子として育つ。熱風のために右目の視力を失い、左半身は火傷の痕と後遺症を抱えている。アマネ(雨音)という妹が居たが、この災害の際に失っている(遺体が発見されていないため行方不明扱いではあるが)。彼女を守り切れなかったことを生涯悔やんでおり、そのために火傷の傷痕や後遺症も治療せず、妹の見たがっていた「富士山に降る雪」を日本に取り戻すことを彼女への贖罪と考え、気象バイオリング衛星(通称ウロボロス)の開発にすべてを捧げた。

 結果、彼の死後から更に100年の歳月をかけてではあるが、日本に四季が戻りつつある状況にまで温暖化を改善させる効果をあげた。

 日本人から見ても童顔で、身長も男性としては高くはなく、女性と間違われることも多いのが悩み。ロリコンにしょっちゅうアプローチされ、女性にはアイドル扱いされては涙目になっている。本人はヘテロと主張していたが、デイモンには秘匿で彼の父(しかし実際は黙認されていただけであった)、イングラムと愛人関係にあった。

 イングラムがアトミック・クライシスの「Lucy」であることに気づき、彼を告発すべきか、良心と愛の間で苦悩した。結局、彼を告発することができなかった彼は、27歳で突然ブルー・スター第五研究室に研究者の籍を移すが、それはイングラムとの関係に自らけじめをつけるためであった。

 イングラムと別れたあと、王鄭龍の招きでブルー・スター研究所に籍を移し、近郊のセドナ大学で非常勤講師を勤めてもいた。セドナ大学で暴力問題を起こし退学処分を受ける直前であった砂原マサトシを自信の助手として引き取る。彼をよく導き、マサトシも彼についてからは大変まじめな研究者になったが、とある事故がきっかけでマサトシがレンの研究の大半を台無しにしたことに責任を感じたマサトシは、レンの制止もむなしく医者に転向して彼のもとを去った(すぐにマサトシは冤罪であることが判明したが、すでにマサトシはアメリカを去っていた)。

 その後、科学者として「地球環境再生の救世主」と呼ばれる新元素、「アマニウム」を発見し、ノーベル化学賞を受賞。さらに、地球環境の改善に関する国際的大気圏科学研究機構「L-ARK計画」を提唱し、紆余曲折を経てではあるが、最終的にこの計画の最大の功労者になり、ノーベル平和賞も受賞している(ただし、初代所長の座は年齢を理由に辞退している)。

 晩年は養子先である高梨家の残したインターナショナルスクールを、結婚した妻に任せきりの形ではあるが受け継いだ模様。

 マサトシの才能と、彼の研究を死ぬまで惜しみ続け、その研究と資料を保存し、またその役に立ちそうな情報をマサトシに提供し続けていた。マサトシの方も、「理想の父親像」である彼との繋がりが続くことを目的にそれを拒まなかった。

 マサトシを最初で最後の門下生と心に決めていたが、最晩年には「何処かイングラムを彷彿とさせる」クリャーカ・バレット・トールソンを弟子にし、マサトシの許可を勿論得ての上で有るが、マサトシの研究を引き継がせた。自身の業に懊悩する彼にかつてのイングラムを重ね、レン自身も心を痛めた。

 空に架かるウロボロスの完成を見ることは出来なかったが、弟子二人に看取られてこの世を去った。
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