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"U"LYSSES-Eu編-

オリジナルストーリー『"U"LYSSES』前編の作品紹介。
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2024/05/10
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2011/09/26
00:34
砂原ノブオ



英語表記 Nobuo Sahara
日本表記 砂原 信生

生年月日 2071年08月03日/獅子座

■登場作品■
EUPHOLIA/伝導書翰

 日本人。砂原トオルの父であり、ヒュウの数少ない友人。ケンブリッジ大学では量子化学、後には脳神経科学を専攻し医学博士も取得し、後に科学者ではなく臨床医師の道を選んだ。




 夏休みを利用して父・砂原マサトシに会うためにイギリスに滞在していたが、その時にナミブ大爆発が発生する。父が助命したヒュウがそのままイギリスの病院に入院すると、自然と友人になる。その後もお互いにメールでやり取りを途切れることなく続け、高校からはバーン=ブレイク家にホームステイする形でイギリスに留学し、そのままケンブリッジ大学に入った。

 彼が「母の最期をを思い出したい」という願いを叶えるために、脳神経科学(特に記憶に関する分野)と、量子化学のダブル・メジャーを専攻していた。FOAM(泡沫)理論…通称F理論をヒューと共同で発表、

 見かけは長身、ヒュウと比べても見劣りしないよい体格だが、顔は三枚目で三白眼で強面に見られがち。それに反して性格は優しく穏やかであり、紳士を通り越してへたれ。意思の疎通が上手くいかないバーン=ブレイク兄弟の仲介などすることが多く、ショウからはノブオが本当の兄だったらと思っているというほど慕われていた。

 研究者として期待を寄せられていたが、もとより現場で働く父・砂原マサトシに憧れていたこと、またキリタヤという自分より優れた才覚を持つ弟子が出現したため、ノブオは自身の研究をキリタヤに託すことができたこと、何より最愛の女性、戸浦トキオを守りたいという想いから、研究者ではなく、臨床医師として父と同じ道を歩むことを、初めて自分の意思で選んだ。

 その後、かつての父同様の仕事につき、国境なき医師団に所属している折りにスリランカ・パンデミックに遭遇し、最前線と言われた南インドに自ら飛ぶ。そこで自らも感染するも最期まで狂気と病魔に屈せず、ヒュウにデータを送り続け彼がワクチンを開発することを信じて逝った。彼の働きは現地南インドの人間に強く記憶され、スリランカ・パンデミックで戦った英雄と呼ばれることになる。奇しくも、これが彼の正規医師としての最初で最後の仕事となったのである。

 剣道を嗜み、ヒュウも彼がきっかけで始めるようになった。性格以外で(笑)、ヒュウよりも一枚上手なのが剣道である。しかしあくまでヒュウと、という点であって、ケンブリッジでは常に次席であった。
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