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"U"LYSSES-Eu編-

オリジナルストーリー『"U"LYSSES』前編の作品紹介。
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2024/05/21
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2011/09/26
01:07
戸浦トキオ


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パブリック プライヴェート

英語表記 Tokio Toura → Tokio Sahara
日本表記 戸浦 時生 → 砂原 時生

生年月日 2073年09月01日/乙女座

■登場作品■
EUPHOLIA/伝導書翰

 砂原ノブオの妻で、トオルの母親。留学先ケンブリッジ大学で数学を学んでいた時にノブオと出逢う。

 


 大学では冴えない格好をし、数学にしか興味がなく、皮肉屋で社交能力も低い孤高のダサい優秀な女生徒として逆に有名になってしまっている。だが、実際は服の趣味はゴスロリで、研究者オタクという特殊なプライヴェートを隠すため も ある(単に団体行動が苦手というのも事実)。研究者同士の同人誌(含む腐)などを描いて同人誌即売会で売っていたりする。修羅場の時はもちろん、ジャージ姿である。

 ちなみに、恋愛感情はないがヒューの隠れ大ファンである。夫となるノブオに対しては、所謂「ツンデレ」。悪態をついてばかりいるが、それはノブオの愛情への甘えでもある。後にも語るように、「世界がどうなろうと、人類が滅ぼうと、最期の一時、彼が私の傍にいてくれれば、他に何も要らなかった」と述懐するほど、ノブオのことを愛していた。

 ヒューとノブオが共同で発表した仮説、F理論が数学的にも正しく証明出来る計算式を完成させていた。物理学的にも数学的にも発表されれば世紀の事業に繋がったが、彼女はこれを生涯公表することはなかった(後に、彼女の息子であるトオルがこの計算式が記されたノートを発見し、『トキオ定理』という、彼女の名前で発表されることになる)。
 
 結婚後はノブオ同様、学者の道を捨て、主婦の傍ら義母イチゴの個人経営の学習塾を手伝っていた。スリランカ・パンデミックの際に最前線の南インドに行く夫を止めた(無駄ではあったが)。未亡人となったあと、気丈に振舞っていたが、夫の一周忌に突然「ノブオを探しに行ってきます」と置手紙をしたまま忽然と姿を消した。
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